スマホをもっと便利に!今日から使える活用術8選を紹介

コラム

スマホをもっと便利に!今日から使える活用術8選を紹介

スマホ活用術

下取りや売却も選択肢の一つですが、面倒でしまいっぱなしという方も多いのではないでしょうか。
ですが、電源が入り操作できるスマホであれば、再活用しないのはもったいないです。

この記事では、古いスマホを便利に使うための8つのアイデアをご紹介します。
音楽プレーヤーやドライブレコーダーなど、意外な活用法が満載です。活用時の注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

使わなくなったスマホの活用方法8選

ちょっとした工夫で、生活や仕事がもっと便利になる可能性があります。ここでは、そんな使わなくなったスマホの活用法を8個ご紹介します。

音楽プレーヤー専用機にする

音楽を長時間再生していると、スマホのバッテリー消耗が気になりますよね。そんなときは、使っていない古いスマホを音楽専用機として活用してみましょう。

活用方法

通信契約がなくてもWi-FiがあればOK。SpotifyやYouTube Musicを入れれば、メイン端末に負担をかけずに音楽を楽しめます。家事や作業中のBGMにも便利です。

まずスマホ内の不要なアプリやデータを整理するとスムーズです。初期化までは不要ですが、音楽プレーヤーとして必要なアプリだけを残すことで動作も快適になります。

すでにパソコンなどに保存してある楽曲があれば、ケーブル接続やクラウド経由でスマホに移して使うこともできます。充電しながら使いたい場合は、モバイルバッテリーと併用するとより便利です。

自宅の防犯・見守りカメラ

スマホのカメラ機能を活かして、自宅の見守りや防犯に役立てることができます。専用アプリを使えば、映像をリアルタイムで確認したり、動体検知によって通知を受け取ることも可能です。

活用方法

・留守中のペットや子どもの様子を見守れる
外出先から自宅の様子を確認できれば、安心感が違います。たとえば、ペットの様子を見たり、子どもの帰宅を確認したりといった使い方に向いています。画面越しでも姿が見えるだけで、心が落ち着くものです。

・防犯対策としても活用できる
玄関まわりや窓の近くなどにスマホを設置しておけば、防犯カメラとしても役立ちます。動きを検知したときに録画を開始したり、通知を送ってくれるアプリもあるので、簡易的なセキュリティ対策としても十分に機能します。

ドライブレコーダーとして使う

もし車にドライブレコーダーが付いていないなら、古いスマホを活用して簡易的なドラレコとして使ってみるのも一つの方法です。専用のアプリを使えば、録画や衝撃検知などの機能を手軽に追加できます。使わないスマホを有効活用する手段として、コストを抑えながら安全対策もできるのが大きな魅力です。

活用方法

1. ドライブレコーダー用アプリをインストール

Google PlayやApp Storeでは、無料または低価格で使えるドライブレコーダーアプリが多数提供されています。「DailyRoads Voyager」や「AutoBoy Dash Cam」などが代表的です。録画映像の自動保存や、ループ録画機能、GPS連動記録が使えるものもあります。

2. 車内にしっかりと固定する

スマホホルダーや専用スタンドを使い、視界を妨げない位置に固定します。フロントガラス付近に設置し、運転中の視野を確保できるように工夫しましょう。

3. 電源供給を確保する

録画中はバッテリーを大きく消耗するため、シガーソケットから電源をとるUSBカーチャージャーを用意し、常時給電できるようにしておきます。

4. ストレージの管理を忘れずに

録画データは容量を圧迫するため、SDカードやクラウド保存に対応したアプリを使うと便利です。一定期間ごとに古い映像を自動削除する設定もおすすめです。

電子書籍リーダーにする

読書専用にすれば、通知や着信に邪魔されることなく、集中して本の世界を楽しむことができます。スマホ1台あれば、いつでもどこでも手軽に読書ができるのが魅力です。

活用方法

1. 電子書籍アプリをインストール

まずは、電子書籍を読むための専用アプリをインストールしておきましょう。代表的なものには「Kindle(Amazon)」「楽天Kobo」「Google Play ブックス」「ブックライブ」や「honto」などがあります。これらのアプリを使えば、購入した本の管理や、他の端末とのクラウド同期も簡単に行えるため、どこでも手軽に読書を楽しめます。

2. 読書専用に設定を整える

他の用途で使わない場合は、通知機能や余計なアプリをオフにしておくと読書に集中しやすくなります。バッテリー持ちを良くするために、明るさを下げたり、省電力モードを有効にしておくと効果的です。

3. Wi-Fi環境があればすぐに読める

通信契約がなくても、Wi-Fiがあれば書籍のダウンロードや同期は問題なく行えます。一度ダウンロードしておけば、オフラインでも読書ができるので、移動中やちょっとしたスキマ時間にも便利です。

キッチン専用のレシピ端末にする

料理中にレシピを確認するためにスマホを使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、料理中は手が濡れていたり汚れていたりして、メインのスマホを触るのに抵抗があることもあります。そんなときに便利なのが、古いスマホをレシピ閲覧専用の端末として活用する方法です。調理中の手間を減らし、スムーズに料理ができるようになります。

活用方法

1. レシピアプリやブラウザをセット

キッチン用の端末として活用するなら、レシピ専用アプリやお気に入りのレシピサイトをブックマークしておくととても便利です。たとえば「クックパッド」や「DELISH KITCHEN」「kurashiru(クラシル)」「楽天レシピ」などが人気のサービスです。これらのアプリでは、写真や動画付きのレシピが豊富に掲載されており、調理手順を視覚的に確認できるのも大きな魅力です。

動画付きのレシピも多いため、調理手順を視覚的に確認できるのもポイントです。

2. スマホスタンドやホルダーで固定

調理台にそのまま置くと汚れたり滑ったりするため、専用のスタンドやマグネットホルダーに立てて使うと安定します。角度を調整すれば、立ちながらでも見やすくなります。

3. 防水・耐汚対策を忘れずに

ラップで軽く包んだり、防水カバーを装着することで、水や油の飛び跳ねからスマホを守ることができます。調理中でも気兼ねなく操作できるようにしておきましょう。

フォトフレームとして飾る

デジタルフォトフレームとして再活用することで、お部屋をちょっとおしゃれに演出することができます。お気に入りの写真をスライドショーで表示させておけば、家族の思い出や旅行の風景がいつでも目に入る、あたたかな空間が生まれます。

活用方法

1. 写真をスマホに保存する

まずは表示させたい写真をスマホに転送しておきましょう。パソコンやクラウドサービス(Googleフォト・Dropboxなど)から写真を移動させれば準備完了です。

2. スライドショー再生アプリを使う

多くのスマホには標準の「フォト」アプリがあり、そこからスライドショー再生が可能です。さらに、専用のスライドショーアプリを使えば、表示順や切り替え効果、タイマー設定なども細かく調整できます。

3. スタンドに立てて好きな場所に設置

スタンドや壁掛けホルダーなどを使って、リビングや玄関、寝室など好きな場所に設置しましょう。縦置き・横置きどちらでも使えるので、空間の雰囲気に合わせてレイアウトできます。

サブカメラ・ビデオ撮影用にする

スマホのカメラは年々進化しており、数年前のモデルでも十分きれいな写真や動画が撮影できます。古いスマホをサブカメラやビデオ撮影用の端末として活用すれば、メインのスマホとは別のアングルから同時に撮影したり、撮影専用として持ち出したりと使い道が広がります。ちょっとした記録用から趣味の撮影まで、手軽に始められるのが魅力です。

活用方法

1.撮影専用に設定をシンプルに

不要なアプリや通知をオフにし、撮影に集中できる環境を整えましょう。標準カメラアプリをそのまま使ってもよいですが、より細かく設定できる無料のカメラアプリを使うのもおすすめです。

2.撮影スタイルに合わせた使い分け

・メインスマホでは手持ち撮影、古いスマホは固定カメラとして使えば、1人でも複数のアングルから記録が可能です。

・外出時や旅行先では、落としてもダメージが少ない古いスマホを気軽な撮影用として活用できます。

Iot機器の専用コントローラーにする

スマート家電やIoT機器が普及し、自宅の照明・エアコン・掃除機などをスマホで操作する機会が増えています。ただ、日常的に使うメインのスマホであれこれ操作するのは少し手間に感じることもありますよね。そこで活躍するのが、古いスマホをIoT機器の専用コントローラーとして使う方法です。操作専用の端末があれば、家電管理がよりスムーズになります。

活用方法

1.スマート家電の操作アプリをインストール

使用しているIoT機器に対応したアプリを古いスマホにインストールしましょう。たとえば「Nature Remo」や「SwitchBot」などのスマートリモコンアプリを使えば、赤外線で家電を操作できます。また、エアコンや照明、ロボット掃除機などの家電メーカーが提供している専用アプリも便利です。

さらに、Google HomeやAmazon Alexaといったスマートスピーカーと連携するアプリを入れておけば、音声操作にも対応できます。Wi-Fiに接続しておけば、古いスマホを使ってタッチ操作で家電のオン・オフや状態確認がスムーズに行えるようになります。

2.よく使う場所に常設する

リビングや寝室など、家電をよく操作する場所にスタンドやホルダーで設置しておくと便利です。家族で共用できるため、個人のスマホを持ち歩かなくてもすぐに操作できます。

注意点

ご紹介したように、古いスマホにはさまざまな便利な使い道がありますが、実際に活用する前にはいくつか気をつけたいポイントもあります。
安全に、そして快適に使い続けるためにも、以下の注意点を確認してから活用を始めてみてください。

バッテリーの劣化状態を確認する

長期間使っていなかったスマホは、バッテリーが劣化している可能性があります。膨張している、発熱しやすい、充電がすぐに切れるといった症状がある場合は使用を控えたほうが安心です。バッテリー交換が可能なモデルであれば、交換してから活用するのも一案です。

端末の初期化や不要なアプリの整理

再利用する際は、個人情報が残っていないか必ず確認しましょう。一度初期化するか、必要なアプリだけ残して不要なデータを削除しておくと、動作が軽くなり快適に使えます。ストレージ容量にも余裕が生まれます。

Wi-Fi専用での使用を前提に

多くの活用法は、通信契約がなくてもWi-Fi環境があれば問題ありません。ただし、外出先で使いたい場合は、テザリングやモバイルルーターなどの準備が必要になります。Wi-Fi設定が正しく行われているか事前に確認しておきましょう。

位置情報や通知の設定も見直す

使い方によっては位置情報や通知が不要なこともあります。設定をオフにしておくことで、バッテリーの持ちがよくなったり、集中しやすくなったりします。逆に、防犯カメラやドライブレコーダーとして使う場合は、GPSを有効にしておくと役立ちます。

セキュリティリスクに注意

古いスマホのOSがアップデート対象外になっている場合、セキュリティ面で不安が残ることがあります。特にクラウド連携やアカウントログインを伴う使い方をする際は、信頼できるアプリだけを使用するようにしましょう。定期的にアプリの更新や設定の見直しを行うことも大切です。

まとめ

身近な生活をより快適にする便利なツールとして再活用することができます。今回ご紹介したように、音楽プレーヤーやドライブレコーダー、電子書籍リーダー、フォトフレームなど、用途はさまざまです。

どれも特別な機器や高度な設定は必要なく、Wi-Fi環境とちょっとした工夫があればすぐに実践可能です。操作が快適になるよう不要なアプリを削除したり、バッテリーの状態を確認するなどの準備をしておけば、より長く安全に使うことができるでしょう。

「もう使わないから」としまい込んでいるスマホがあれば、ぜひ一度取り出してみてください。新しく買わずとも、暮らしに役立つ“もう一つの端末”として生まれ変わるかもしれません。自分に合った活用法を見つけて、ぜひ試してみてください。